Teamsで自分自身にチャットを送る

2022年6月28日

広告

TeamsをPCとスマホなど複数デバイスで利用しているときに、PCからスマホへテキストや画像を転送したいということがあります。

そういうときに、Teamsは他人やチームに投稿したデータはデバイス間で同期されるのですが、わざわざデータ転送するために他人にメッセージを送るのはなんだか憚られます。

かといって、わざわざOneDriveを開いてデータ保存してから別のデバイスでOneDriveを開くというのも億劫な話です。

そこで今回はTeamsで自分自身にチャットを送信することでデータ同期する方法をご紹介します!

※6月18日現在、この方法はTeamsプレビュー版でしか提供されていません。Microsoft 365ロードマップによれば6月展開予定なのでもうすぐ使えるようになると思います。

※6月28日現在、徐々にリリースが進んできたのでタイトルからプレビュー版を外しました。

自分とのチャットルームを開く

Teams画面上部の検索バーに自分自身のIDを入力します。すると自分自身の名前が表示され、”(あなた)”となっているところをクリックします。

すると下記画像のように自分自身のスペースであることを示す表示とともに、チャットルームが開きます。

ここでのチャットメッセージは自分自身だけに送信されます。

送信されるデータはTeamsを通じてデバイス間で同期されるので、この機能を利用すれば自分だけのメモ書きやPCからスマホにURL送信、と言ったことができるようになります。

いろいろやってみた

メッセージの送信

普通にできます。ただし既読にはならないようです。

画像の送信

もちろんできます。

画像を送ると自分自身のOneDriveにあるMicrosoft Teams チャットファイルに格納されます。

この方法を使えば、スマホで撮影した画像を簡単にPCに共有することもできます。

添付ファイル送信

画像と同じように添付すると自分のOneDriveに格納されます。

なお、同時編集も可能でした。

通知

通知は出ないようです。新しいチャットを送っても、リアクションをしても通知やアクティビティは出ませんでした。メンションもできないようです。

設定項目にも自分自身のチャットで通知の設定はなさそうです。

別ウィンドウの表示

できました。常時開いておいて何かのメモに使うという方法もとれそうです。

メッセージの削除・編集

できました。

通話・画面共有・ユーザーの追加

できませんでした。ボタンそのものがありません。

通話や共有はさておき、ユーザーの追加もできないので一連の内容を他ユーザーと共有はできないようです。スマホでチャット転送しましょう。

絵文字、Giphy、ステッカー

送れます、が需要あるのか?

Loopコンポーネント

一通り送れます。

チェックリストにすればToDoっぽく使えますが、チャットがどんどん流れていくので個人的にはMicrosoft ToDoのほうがおススメです。

まとめ

まとめるとこんな感じでした。

機能名普通のチャット自分だけのチャット
メッセージ送信
画像の送信
添付ファイル送信
通知×
別ウィンドウの表示
メッセージの編集・削除
通話・画面共有・ユーザーの追加×
絵文字、Giphy、ステッカー○(ただし使い道は)
Loopコンポーネント

広告